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ボス

Author:ボス
掛田石材店は、昭和5年に創業
祖父の代から三代、地域の皆様にかわいがっていただき、育てていただいている石材店です。
小さな会社ですので一度にたくさんの仕事はできませんが、お客様を大切に、「まかせてよかった。」と言っていただける仕事を、真心と責任を持ってさせていただくことをモットーにしている技能集団です。
社長として、日々感じたことを、いろいろな視点からブログとして書き綴っていきたいと思います。

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大島石パート10 掛水鉢裏面の加工
出来上がった掛水鉢の裏面に、大台に掛けられるように加工を施していきます。
加工を施す前に、
まず、工場の中で、クレーンを使って、出来上がった墓石を下段から組み上げていきます。


仮組1
これは、一段目の四つ組といわれるもので、墓石を支える土台です。


仮組2
四つ組の上に、カンパという石を組みます。


仮組3
次に大台を組みます。
大台の中央の空間から、お骨を納めます。


仮組4
その次に、中台を組みます。
後から、大台の前面の空間を覆うように、掛水鉢を置いていきます。


仮組5
中台の上に台座を組みます。


仮組6
台座の上に座布団を組みます。


仮組7
大台の上面には、亀腹という形のなだらかな加工が施してあるので、
その形に沿うように、掛水鉢の裏面を、削っていきます。
丁寧で正確な作業が必要なので、細心の注意を払いながら削っていきます。


仮組8
これは、裏面の加工が終わった掛水鉢です。


仮組9
掛水鉢を大台に据え付けてみました。

この作業は一度の加工でピタリと合わすことは難しいので、
二人で掛水鉢を持ち上げて大台に掛けて、隙間の状態を確認して、
もう一度下して微妙な加工を施す・・・・・・
そして、ピタリと合うまでこの作業を何度も繰り返します。


仮組10
石と石の間に隙間ができると、そこから水が入り込んでしまうので、
水が入り込まないような丁寧な仕事をしなければいけません。

仮組11
この後は、座布団の上に乗せる仏石に文字を彫り、完成です。


次回は、実際に墓地で据えつけをした写真をアップしますので
お楽しみに

今日は、掛水鉢の裏面の加工についてのお話でした。

それでは今夜も素敵な感じで夜が過ぎていきますように
おやすみなさい

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テーマ:石材店 - ジャンル:ブログ

掛田石材店あれこれ | 22:31:28 | コメント(0)
大島石パート9 掛水鉢の出来上がり
前回のアップから時間がずいぶん経ってしまいました。

掛水鉢が出来上がりました。
掛水鉢とは、水鉢が大台に掛けて載せるような形になっていることから掛水鉢と言われます。
今日は、掛水鉢の加工風景を紹介します。


かけみず鉢1
まずはじめに、墨出し といって、石に必要な線を入れていきます。

かけみず鉢3
かけみず鉢6
かけみず鉢5
次に、加工しやすいように機械でカットしていきます。

かけみず鉢9

かけみず鉢10
機械でカットしたところを、工具を使って形作っていきます。
かけみず鉢11
かけみず13
上部の左右についている丸く加工してある部分は、経机などに付いている巻物を表しています。
最初に墨出しをした円を頼りに、手加工で巻物の形を作り出していきます。

かけみず16
この後の工程は、磨き の作業に入ります。
かけみず17
仕上がりの美しさは、磨きの良し悪しで決まります。
磨きの良し悪しは、加工の良し悪しで決まります。

製品に造る人の感性が表現されるのは、
手仕事ならではのよさです。


かけみず24
掛水鉢を大台に掛けるためには、裏面も加工しなければなりません。
実は、
掛水鉢の裏面の加工こそ、一番気を使う作業なのです。


次回は、掛水鉢の裏面の加工をアップします。
お楽しみに


今日は、掛水鉢の加工についての話でした。

今夜も素敵な感じで夜が過ぎていきますように
おやすみなさい



テーマ:石材店 - ジャンル:ブログ

掛田石材店あれこれ | 21:37:08 | コメント(0)
間違った情報  Fail №4 (墓石を建立する時期)
今日は、
前回に続いて、お墓に関する間違った言い伝えについてお話をしたいと思います。


墓石を建立するときに、
 「お墓は、平常時に立ててはいけない。年忌の時にしなければよくないことが起こる。」?
と、まことしやかに言われることがあります。
これには、何の根拠もありません。
善いことをするのには日にちを選びません。
いつでもよいのです。


また、昔から、
「お墓は一人で建てるものではない。みんなが志を出し合ってするものだ。」?
とも言います。
これも、多くの人に善行の縁を結んでもらうとともに、
協力してなるべく立派なものを造るようにと考えられたことによるものです。


さらには、
「お墓を、閏年(うるうどし)に建ててはいけない。」?
という地方もあります。
昔の閏年は、陰暦によるものです。
その当時は、年貢で生活をしていました。
普通は十二カ月で暮らしていたのですが、閏年は、一カ月多い十三カ月あったので、
生活をするのに精いっぱいで、節約をして過ごさなければなりませんでした。
お墓を建立し、ご先祖様を供養することは経済的にも精神的にもとても贅沢なことでした。
”お墓を建立したくても、経済的に建立できなかった”
このことが、間違った情報で、
閏年には墓を建ててはいけないと言われた所以です。
太陽暦の今日では、なおさら何の根拠もありません。


「閏年に、墓を建立したら、家に不幸なことや災いが起こる。」?
とよく言いますが、
ご先祖様をご供養するためのお墓を建立したことを、災いの理由づけにすることは間違っています。


いつの時代も
おご先祖様を大切にし
自分が生かされていることに感謝をする気持ちを持つことが大切なのではないでしょうか。




今日は、お墓に関する間違った言い伝えについてのお話でした。

それでは
今夜も素敵な感じで夜が過ぎていきますように
おやすみなさい

お墓のQ&A | 22:13:12 | コメント(0)
間違った情報  Fail №3 (石碑に水をかける)
先日、お寺のご住職から、「檀信徒心得ごと」というお便りを頂戴しました。
その中に
     お墓に関する言い伝え、
        1 石碑に水をかけることについて
        2 墓を建立する時期
というお話が書いてありました。

今日は、皆さんといっしょに、柄杓で石碑に水をかけることについて考えてみたいと思います。

テレビや写真などで、柄杓でお墓の上から水を掛けている場面をよく見かけます。
皆さんは、自分の頭に水をかけられたことがありますか?
お寺のご住職は、柄杓でお墓に水を掛けられることはありません。
お墓に水を掛けることは、故人の頭に水を掛けるのと同じ意味になります。

本来、清めるという意味はなく、
大切なお墓をいつまでもきれいにするために「きれいに石碑を洗うこと」が誤って伝わったのだと思われます。

墓石に泥がついたり、苔が生えたりしては汚らしく、身体に苔がたまったのと同じですから、
周りの草を取り、木も刈り、石碑もよく洗ったのです。
前後の作業が映されていないので、間違った情報が広まり、ただ水を掛けるだけになってしまったのでしょう。

水を掛けるのが主ではありません。
清らかに掃除をすることが大切なのです。


さらにもう一つ
柄杓は、本来、神社などで、水を汲み手を清めるために使われるものですから
墓石の汚れを清掃される際は、水にしたタオルで拭われるのがより丁寧です。

今日は、石碑に水を掛けることについてのお話でした。


それでは
今夜も素敵な感じで夜が過ぎていきますように
おやすみなさい






お墓のQ&A | 01:56:46 | コメント(1)

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