2015-03-02 Mon
大平石が出来上がりました。
弊社の工場長が、三日かけて磨いた大平石です。
今日は、大平石が出来上がるまでの研磨加工をご紹介します。

これは、研磨加工前の状態です。


まず、上面のカーブ(亀腹)の部分を、水を打ちながら砥石を使って、手で磨いていきます。
砥石を使って手で磨くことの意味は、表面の凹凸を手で感じながら平らにしていくためです。
機械を使って研磨をすると、表面が平らになりにくく、艶のつき方にばらつきが出てしまいます。

ちなみに、バケツの中に入っているのが、手で磨くための砥石です。

側面の平らな部分は、機械を使って磨きをつけます。

石に赤い墨が塗ってあるのにお気づきですか?

石に赤い墨を塗って、その色が落ちるまで何度も何度も砥石をかけていきます。
とても根気の要る作業です。

研磨作業が終了した写真です。

一つずつ完成に近付いています。
次回は、制作中の墓石の一番重たい台石の加工を紹介します。
今日は、大平石の完成までのお話でした。
それでは
今夜も素敵な感じで夜が過ぎていきますように
おやすみなさい
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