2016-07-07 Thu
修行大師様![thumbnail_DSC01411[1]](http://blog-imgs-92.fc2.com/k/a/k/kakedasekizaiten/2016070717023684f.jpg)
修行大師様の建立が完了しました。
修行大師様の横に立ってみると
その大きさがよく伝わるかと思います。
![thumbnail_IMG_4255[1]](http://blog-imgs-92.fc2.com/k/a/k/kakedasekizaiten/20160707170237425.jpg)
高さは3200ほどあります。
明日からは、土間にコンクリートうをうつ作業が始まります。
台座の正面には
和尚様が、「空海 《一切経開題》」よりお選びになった
修行の人すべからく本源を了すべし。
もし、本源を了ぜずんば、学法に益なし。
いわゆる本源とは自性清浄の心lなり。
という言葉が彫ってあります。
今日は、修行大師様建立のお話でした。
今年の夏は、猛暑になるそうです。
こまめに水分をとり、体調管理にきをくばりながら
明日からも頑張りたいと思います。
今夜も素敵な感じで夜が過ぎていきますように
おやすjみなさい
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2016-07-04 Mon
修行大師様の像お寺様からご依頼をいただきまして、
お寺の墓地の上段に
修行大師様の像を据えさせていただきました。

この写真は、据付場所から写しました。
台座1.3トン
修行大師様650キロ

前日、工場から運び出し、トラックに積み込みます。
無事に据付ができるよう
皆が心を一つにして
作業に取り組みます。

カートクレーンを安定させ
台座を上部から引っ張りながら
足場の上を滑らせておろします。


カートクレーンの操作をする者
石を上から押す者
下で左右の確認をしながら石の動きの調整をするもの
それぞれが、お互いを信じ、力を出し合い、力を合わせて
二時間
大変緊張する作業でした。

高い山の上や急な斜面に、
石像を彫ったり、据付をしたりした
昔の人たち
今のように動力機械のなかった時代
信仰の心を持ち
みんなで力を合わせて作業をしたのでしょう
遠い昔の時代に生きた人たちの
心を思った作業でした。

三脚を使って台座を動かし

修行大師様を動かし

笠をかぶっていただきました。
カートクレーンや道具を車まで持っており
今日の作業は、無事終わりました。
修行大師様の御顔の表情が大変良いです。
今日は修行大師様の据付のお話でした。
長石をまいて
土間を打って
周りの整備した様子は
またの機会のご紹介します。
今夜も素敵な感じで夜が過ぎていきますように
2016-07-01 Fri
「墓地に草が生えて困っています何か良い方法はありませんか?」
施主様から、よくご相談を頂戴します。
雑草対策としていろいろな方法があります。
① 板石を張る
② 砂利をまく
③ 防草マサという砂をまいて固める
④ レジンを施工する
レジンを施工する
レジンっていったいなんだろう?思われている方も多いと思います。
レジンは、墓地の防草目的だけではなく、
一般の家庭においても、庭の犬走りやたたきなど、、防草目的や手入れのし易さから、施工されることも多いようです。

この写真は、我が家の勝手口から裏庭にレジンを施工した写真です。

入口(灰色に見える部分)は、庵治石のレジン仕上げです。
雨上がりのため、石の色に濃淡がありますが、
水たまりはできていません。
水はけの良さを知っていただきたいと思い、雨上がりに写しました。

境をつけて、奥は、大和桜二分という石のレジン仕上げです。
レジン施工を知っていただきたく、施工してみました。
墓地よりもかなり広い面積ですが、
水はけもよく
泥はねもなく
防草効果もあり
見た目が砂地と同じようで
家族や親せきからもなかなか良い評価をもらっています。
関心のおありの方は、ぜひ、一度ご覧ください。
ご相談ください。
お待ちしています。
今日はレジン施工の話でした。
今夜も素敵な感じで夜が過ぎていきますように
おやすみなさい。
2016-06-24 Fri
掛田石材店 手仕事をしています。
この道二十三年のベテラン
川尻工場長です。
のみと石頭(せっとう)で、石をはつっています。

先日、遠方より、道祖神を探して、お客様が工場に足を運んでくださいました。
顔の表情を気に入ってくださり、道祖神をお買い求めくださいました。

道祖神を置く台も必要とのことでしたので
工場長が、似た色合いの石を探してきて
道祖神と同じような風合いになるように
のみと石頭を使って、石をはつっています。
出来上がったらブログで紹介をしたいと思います。
掛田石材店では、
国内の石を原石で買い付け
工場の中で切り出しから磨き、仕上げまで行うことができます。
墓石の原石の買い付けから仕上げまでの作業の様子は
以前のブログに何回かに分けて載せていますので
是非ご覧になってください。
今日は、小さな手仕事の紹介でした。
今夜も素敵な感じで夜が過ぎていきますように
おやすみなさい
2016-06-17 Fri
お寺の本堂の前に石を張らせていただいています
鎚とのみとをつかって石をたたいて
張る場所の形に合わせていきます。

機械を使って二人がかりで土を踏み固め。石を置く場所を平らにならします。
石が沈んで段差ができてしまわないために
大切な作業です。

たたいた石をクレーンで持ち上げ移動させ
置いていきます。
一枚一枚この作業を繰り返しながら
石を張っていきます。

お寺の境内からは
瀬戸内海がよく見えます。
今日は、釣り船がたくさん出ているようです。
この時期なので、タコ漁でしょうか。
お寺のお参りに来てくださった方に
気持ちよく、安全にお参りをしていただけるように
心を込めて
丁寧に
仕事をさせていただきたいと思っています。
今日は
石屋の仕事のひとつ石張り
のお話でした。
真心を込めて丁寧な仕事を
今夜も素敵な感じで夜が過ぎていきますように
おやすみなさい
2016-06-10 Fri
国家資格 石材施工技能士石材店を選ぶ際には、是非
国家資格である石材施工技能士(国家資格)
のいる石材店を選んでください。
石材施工技能士には
石材加工作業・石張り作業・石積み作業の
三種類があり、
それぞれ一級と二級の資格があります。
一定の経験年数を経た後、受験資格が与えられ、
学科試験と実技試験に合格をすると
資格が与えられます
弊社では、
二名の者が、石材施工技能士一級の資格を持っています。
石材施工技能士の資格がなくても、石材を扱う仕事はできますが
国家資格 石材施工技能士一級を持つ職人は
豊富な経験
深い知識
確かな技術
を持っています。
墓石を建立された後、
月日がたち、
石の角が欠けたので修理をしてほしい
リフォームをしたいので石を切ってほしい
という依頼を受けることがあります。
これは、個人の方からのご依頼だけではなく
石材を扱う同業の方からも依頼をうけることがあります。
自分の工場で、きったり、削ったり、たたいたり
墓石を
原石から購入し、自社で墓石に加工できる技術を持った店がなくなってきています。
墓石は、子や孫にまで残る大切な財産です。
いついつまでも大切にしていただきたいと思っています。
今日は
国家資格 石材施工技能士の話でした。
今夜も素敵な感じで夜が過ぎていきますように
おやすみなさい
2016-03-19 Sat
手仕事のできる店手仕事で掛け水鉢を作る

これが掛け水鉢です。
花立の中央にある水鉢が、後ろの墓石の大台にかぶさるよう加工してあります。
横から見ると

このようになっています。
加工する前の水鉢を横から見ると

これから、水鉢が大台にかぶさるように
大台の上面と側面に沿うように、水鉢を手作業で加工していきます。

これは、作業途中の水鉢です。

まず、合場切を使って、しるし通りに角を落としていきます。

次に、のみと石頭(せっとう)を使って、面を削っていきます。

グラインダーをかけ、面をならしていきます。

作業の状況を確認しながら、
この工程を繰り返していきます。
出来上がった掛け水鉢がこれです。

大台の上面と側面にぴったりと沿った形に仕上がりました。
手仕事のできる職人のいる店
最近の墓石事情ですが、
折角、国産の石でお墓を作ろうと思われても、
石を切る、石を削る、石を磨くといった技術を持たない石材店や、道具を持たない石材店では、
日本で採掘した石を中国に送って、中国で加工をし、日本に再輸入をしている現実があります。
手仕事ができる当店では、
仕上げまで責任を持って、当店で加工させていただくことができます。
当店で施工をした墓石を展示しております。
ぜひ一度、当店に足をお運びいただければ幸いです。
今日は、手仕事
掛け水鉢を作るお話でした。
今夜も素敵な感じで夜が過ぎていきますように
おやすみなさい
2016-03-19 Sat
明日はお彼岸の中日ですね。お墓参りに行かれたら
みなさん、墓石を綺麗にお掃除された後に
お水とお花をお供えされると思います。
墓石の形には、全国で共通して見られる型のものもありますし、
その地方や地域にだけみられる特有の形のものもあります。
この近くでは、広島型、備後型といわれる型があります。、
今日は、墓石の花立の種類をいくつかご紹介しようと思います。

これは、花瓶と中央の供物台が一体になっており、
中央の供物台の上面の左右には丸い巻物ような飾りがついています。
これが、先ほど言った広島型の花立てにあたります。

昨日来の雨で石の濡れた部分が黒く見えています。
これは、花瓶と中央の供物台が別々になっています。
膳付角花瓶(ぜんつきかくかびん)といいます。

この型は、備後型です。

これは、洋型のデザイン墓に合わせてデザインをして作った花立です。
今日は、墓石の花立の話でした。
次回は、花立の話№2ということで、
「掛け水鉢」という
手仕事ができる当店ならではの水鉢の紹介をしたいと思っています。
今夜も素敵な感じで夜が過ぎていきますように
おやすみなさい。
2016-02-13 Sat
掛田石材店 今日の一日三原の町は、昨日から三日間神明さんです。
不思議なことに、神明さんの時にはなぜか雪が降るのです。
今朝も朝から冷たい雨が降っています。
石を削る

道具を使って手作業で墓石を仕上げることができる技術を持った職人の数は、
年々少なくなっています。


石を切り
グラインダーをかけます。
とがったままの状態だと角が欠けてしまいやすいので、
砥石をかけて少しだけ面をとります。


作業の途中
手袋をはずし、指の腹を石に当て
石の面に凹凸がないか
表面にざらつきが残っていないか
肌感覚!
まさに肌の感覚を駆使して
細やかに仕上げていくのです。
職人ならではの肌感覚は、
手仕事には、とても重要なものです。
今日は肌感覚についてのお話でした。
今夜も素敵な感じで夜が過ぎていきますように
おやすみなさい