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ボス

Author:ボス
掛田石材店は、昭和5年に創業
祖父の代から三代、地域の皆様にかわいがっていただき、育てていただいている石材店です。
小さな会社ですので一度にたくさんの仕事はできませんが、お客様を大切に、「まかせてよかった。」と言っていただける仕事を、真心と責任を持ってさせていただくことをモットーにしている技能集団です。
社長として、日々感じたことを、いろいろな視点からブログとして書き綴っていきたいと思います。

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掛田石材店 花見


誕生日が初夏だからでしょうか
毎年、野山の木々に新緑が芽吹き始めるこれからの季節が待ち遠しくてたまりません。
今日は、車で移送する時間の合間を見つけては、
「平成28年今年の桜」を写真におさめてきました。

まずは、朝、出勤前に
近所の八坂神社の石段の下で一枚
八坂神社


現場に行く途中に
西宮(三原八幡宮)の石碑と桜の写真を一枚
西宮1
この石碑は、弊社でさせていただきましたので、うれしさもひとしおです。
階段を上り境内で一枚
西宮2


お昼前、本町の妙正寺で一枚
和尚様が「ゆっくりとごらんください。」とお声をかけてくださいました。
この日は、花を愛でに訪れる人が多く
見事な桜を写真に収めておられる人も多くおられました。
妙正寺


現場に向かう途中
偶然、城跡公園のお堀のところで

くつろいでいるやっさダルマンを発見!!
やっさだルマン


会社に戻る途中に
舟木の桜並木の下を車で走りました。
本郷の並木道
「舟木の桜を守る会」の方々が守ってあられる桜
毎年感動させていただいております。

今年も美しい桜に
なぜか感動を覚えた一日でした。

三原にはまだまだ美しい風景があると思います。
これからも美しい景色を愛でていきたいし
この楽しみを、子や孫子にも残し伝えてきたいものです。

今日は桜のお話でした。

今夜も素敵な感じで夜が過ぎていきますように
夜桜もいいかも
おやすみなさい






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テーマ:桜♪ - ジャンル:ブログ

ちょっと寄り道 | 17:28:11 | コメント(0)
掛田石材店 お墓が石でできているのはなぜでしょうか
お墓の役割とはなんでしょうか
お墓が石でできているのはなぜでしょうか


先日、新聞にこのような疑問が載せられていました。
みなさんは、なぜだと思われますか?


歴史的にみると
江戸時代は、現代ほどに、皆が身分平等で高収入ではありませんでした。
石の職人に、石を切り出させ、文字を彫らせ、墓碑とすることができた人は、
今ほどに多くはなく、ほんの裕福な階級層だけの人でした。

まだ火葬が普及していない時代でしたから、多くの庶民は土葬をし、埋葬場所の上に目印として見つけてた石を置きました。
山間部の人は川辺の丸い石を置き
海辺の人は山のとがった石を置き
周りの石と区別できるように工夫をしたようです。

この時代から、目印の墓標は、木や竹や紙などではなく石でした。
それは、腐らず長持ちをしていつまでも続くことを願う心
親や先祖をいつまでも大事にしたいという願う気持ちの表れだったのです。


やがて、火葬が普及するようになり、同じ場所に何人も納骨できるようになりました。
そのことで、土地の確保よりも「お墓を建てる」ことにお金をかけることができるようになり、
我が家専用の納骨スペースを持ちやすくなってきました。

特に昭和の時代になってからは、皆が石材の墓を持つ経済力がつき、
どの家も「○○家の墓」を持つことになりました。


以上のような時代の流れ、文化の流れ、経済の流れの中で
人々の心の中に、ご先祖様を敬う形として、墓石が最適とされていきました。
これは欧米やアジアや中東など万国に共通しています。


昨今、メディアなどでお墓は必要ないかの如く報じられ、ブームのような波が起きているようですが
その時代時代によって、人々のライフスタイルや価値観が変化することはあっても


お墓に家族や先祖の証を刻み、ご先祖様を敬う供養の根本としてきたこと
お墓が人々の心をどれだけ救ってきたか
このことは、これからも守り伝えていきたいことだと思いました。


新聞に載っていた質問は、
私自身にとっても
お墓の意義や価値について
改めて考えてみるよいきっかけとなりました。


今日はお墓が石でできているのはなぜかというお話でした。


今夜も素敵な感じで夜が過ぎていきますように
おやすみなさい





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ちょっと寄り道 | 16:19:38 | コメント(0)
掛田石材店 石 天水桶
天水桶

みなさん、「天水桶」という言葉を聞かれたことはありますか。
雨水を貯めるための容器の名称で、雨を尊ぶところから、「天水尊」とも言うそうです。
江戸時代には主に都市部の防火用水として利用されていたそうです。

いろいろな素材でできているものがありますが、
神社仏閣では、石で設えた様々な形の天水桶を見ることができます。

天水桶2

この天水桶は、六十年以上も前に、初代の社長である祖父が手彫りで仕上げたもので
今も三原市内にある順正寺というお寺の本殿の軒下にあり
瓦に降り注ぎ雨どいを伝って集まった雨水を貯めています。

天水桶1

四十年前に亡くなった祖父ですが
丹精を込めてさせていただいた手仕事を
こうして大切に残していただき、
今も皆様のお目におとめいただけることは
石の仕事に携わる者として
大変ありがたく、感慨深いことです。



手仕事ができるからこそ
修善や施主様の細かなご要望にもお応えさせていただくことができます
手仕事のできる店
これが掛田石材店の自慢です。



今日は、天水桶のお話でした。

今夜も素敵な感じで夜が過ぎていきますように
おやすみなさい







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ちょっと寄り道 | 14:32:04 | コメント(0)